「お父さんに相談しましょう。相手の方のご家族とも。」 「・・・たぶん、彼の方は駄目と思うわ。 別の女性を家族に紹介したみたい」 「絵里香・・・辛いでしょうけど、子どものためにもこのことを相手に伝えて、 はっきりさせる必要があるのよ」 「お母さん…

絵里香は、高ぶった感情がおさまるまで目を閉じながら深呼吸をしていた。 一息するたびに頬をつたっていた涙がとまると、絵里香は洗面所に行き顔を洗った。 佐和子は、絵里香が席を立っている間に、 カモミールのティーバックを絵里香のカップに入れ、お湯を…

久々の更新です。コメントなどお掃除致しました。 「コーヒーブレイク」は、予定の半分を過ぎました。 あと３本ほどあたためている物語があります。 それと、他のブログに載せていたファンタジー「光の姫」は書き直して、 こちらのブログに持って来ます。 フ…

いつもとは様子が違う絵里香のあらたまった態度に、佐和子の胸が重くなった。 「ハーブティ入れるわ。そこに座ってて」 佐和子は平静を装って、ティーポットを食器棚から取り出した。 「ううん、いらない・・・」 「あ、そう。じゃあ私だけいただくわ」 佐和…

久し振りの更新です。誰も読んではいない？誰も続きを楽しみにはしていない？