愛する地球に 女神は夜明けに舞い降りる

 
○取り扱い書店  駅前アエル内 丸善 に在庫在り。
  他にもありますが、在庫数少ないので、売り切れでご迷惑をおかけするかもしれません。
  仙台市内の書店であれば、在庫がなくとも注文を入れれば、すぐに取り寄せていただけます。



○出版社直が一番早いです。  本の森
  http://homepage2.nifty.com/forest-g/



○青葉通り 喫茶わでぃはるふぁ に置いていただく予定にしています。


他に置いて下さる場所があれば、随時情報アップします。
 

愛する地球に  女神は夜明けに舞い降りる

 本の森 http://homepage2.nifty.com/forest-g/
「3.11」「フクシマ」・・・困難の時代に求められるのは、「地球の人」としての精神性(スピリット)。
誰しもの心の奥底に眠るはずの、かけがえのないものを呼び覚ますカギは何だろう。
ネパール、チベット、沖縄、アリゾナ・・・いのちが花ひらき、人々が恵み合い、共に生きる世界を旅した著者は、そこで何を見、何を感じたのか。
古代ギリシャ人、中国雲南省少数民族を含め、「母系」「身の丈に合う経済」「自由な学び」「創造と責任」などをキーワードに、 これからの時代を生きるヒントを探る!



「愛する地球に  女神は夜明けに舞い降りる」
は、フクシマの原発事故のあとに
書き始めた本です。
詳細はまた続きを書きます。



本は11/14に発刊。市内の書店では手に入りますが、
出版社に直接お問い合わせしていただくのが、一番早い方法です。

冷たくておいしいもの  2

 小学校時代、夏休みになると一度は養母の実家がある町に行きます。
今、大崎市となっていますが、昔は古川市でした。宮城の穀倉地帯と言われ米どころ。
市街地から少し離れて、
大きな杉の木が並ぶ道を、横に田畑を眺めながらしばらく歩くと、
畑の中に茅葺きの古い家があって、いつも茶色の犬が吠えながら迎えてくれました。

そこの家のおやつは、いつも野菜でした。
家の傍に畑があるって、とても便利。
食べたいときに食べたい量だけ、取りに行けば良いのですもの。


で、「冷たくておいしいもの」です。
最初から冷たくはないのですが、
畑のトマト・・・昔のトマトは、
一個でも食べがいのある大きさ。
形もまあるくなくて、色々。
あと、キュウリ。
まっすぐではなくて、曲がっていて、いぼいぼがあって・・・。


それらを、竹で編んだ籠に入れて
井戸水を汲んだバケツの中に、
しばらくそのままに・・・


トマトは、少し塩を振って
キュウリは生味噌をつけていただきます。


全部露地物ですから
太陽の光をたくさん浴びて育った野菜。


味が濃くて
冷たくて
なんて美味しかったことか!!!


あんなに美味しい野菜は
今はスーパーでは手に入りませんね。
セシウム野菜だったりするし。


それでも、
あまり汚染されていないトマトが手に入ると
井戸はないので、冷蔵庫で冷やします。


おっと、その前に
少し細工を。
トマトのへたの部分を丸く穴をあけるように落とし
そこにお塩を少々いれて
30分ほど冷蔵庫に。
それだけで、別物になります。


そうでなければ
冷やしたトマトをスライスして
お塩とレモンをかけます。


トマトは夏野菜の王女様。
冬に食べてはいけませんよ。
体を冷やします。

今週のお題「冷たくておいしいもの」その1

 なんであんなもの、美味しいと思っていたのだろう。
大人になってから、目の前にそれを出されても
あの頃の感覚を取り戻すことはできないだろう。


学校の近くの小さなお店の
かき氷や氷まんじゅう・・・
赤いシロップは苺で
緑のシロップはメロン。
氷まんじゅうは、かき氷を型に詰め
割り箸を刺して持てるようにしたもの。
赤と緑のシロップを両面にかける。
気温が高い日には
その氷まんじゅうを支えている割り箸から
氷が溶けて滑り落ちていく。
そうならないうちに、
素早く食べるのが食べ方のポイント。


今は、少し歩けばコンビニが何処にでもある。
アイスクリームの自動販売機なんていうのもある。


お店のオープン式の冷凍庫には、様々なアイスクリームが入っていて
食べたいと思えば、ハーゲンダッツがいつでも食べられる。
何という豊かさなんだろう。


私が小さかった時には
冷蔵庫というと
氷の固まりをその中に入れて冷やしていた
木のドアがついたもの。
そんなものでも、
少し経済的に余裕があるか、知的な雰囲気の家庭にしか
置いてなかったように思う。
そんな時代の話。


私が育った家は商家だったが、冷蔵庫というものはなかった。
ある暑い日、学校から帰ったら
大きな金属製のドラム缶型の容器に、水道の蛇口のついたものが
お店の隅に置かれていた。
母が、
「あんまり暑いので、向かいの氷やから買った」
と言う。(昔は氷も買った)
中には大きな氷の固まりが入れてあり、水の中でぷかぷか浮いていた。
蛇口をひねって、ガラスのコップにその冷たい水を入れると
コップはたちまち汗をかいて、表面にたくさんの水滴をつけた。


私も弟も、たちまちその「氷水入れ」(正式名称はわからない)のとりこになり
帰宅するとその水を飲むのが楽しみとなった。
時には、コップの中にお砂糖をいれて砂糖入り氷水を作る。
翌年には進化?して、
その容器の傍に、瓶入りの苺シロップが置いてあった。
砂糖水に香料を入れて着色した代物で
苺の片鱗も入っていない、あまり体に良くないものと思う。

今思えば、少ない子どもこづかいを狙って
よくやってくれたよ、大人。と思う。
赤色○号とか、青色○号という発がん性の
合成着色料が入っていたのだから。


今は、天然香料に天然着色料ということになっている。


それでも、それが良いと思っていたのだから
子どもの心って・・・・



大人になってから
かき氷など美味しいとも思わなくなったが
ガラスのコップに水滴がついた様は
それだけで様々なものを喚起させてくれ
真夏の氷水は
何よりも増して貴重な一杯と思う。
コップは絶対にガラスでないといけない!と。


まあ、他にも
大人に成ってからのこだわりはあるかもしれない。
時間があれば、その2ということで。